(本記事は「こばまゆヨガラジオ第4回: 痩せずにお腹ポッコリ解消!コロナ・在宅ワークの下っ腹を撃退」についての書き下ろしです。
ラジオ音声は下プレイヤーから再生してお楽しみください。)
ナカタ:前回、ヨガの呼吸法についてこばまゆさんに色々とお話をいただきました。最後の方に、僕がお腹ポッコリしてきて、コロナで全然外に出なくなってしまったという話で。
こばまゆさんから、「下っ腹ポッコリにとても効果のあるものがある」というお話がありました。
こばまゆ:そうなんですよ。
ナカタ:今日のタイトルは「痩せずにお腹ポッコリ解消。コロナ在宅ワークの下っ腹を撃退」ということでお話をいただければと思います。
こばまゆ:はい、よろしくお願いいたします。このお腹ポッコリはナカタさんだけじゃなく、多分日本全国のみなさん共通のお悩みなんじゃないかなと。特に年齢を重ねれば重ねるほど、お腹ポッコリとの戦いが始まっていくんではないかと思うんですけど、いかがですかね。
ナカタ:間違いないです。
目次
下っ腹ぽっこりは一瞬で解消!ポイントは「常に締めっぱなしでいること」
こばまゆ:私もプライベートレッスンから集団レッスンと、色々なお身体のボディメイクのお悩みを解消するようなレッスンをさせていただいてたんですけれど、下っ腹ポッコリは一瞬でというか、1時間で痩せさせることができます!
ナカタ:すごいですね。それ本当かなっていうくらいに思ったんですけれども(笑)
こばまゆ:怪しいですよね。「この商品を買ってください。」「このベルトさえあれば・・」みたいに(笑)
ナカタ:そうそう。「もう一個ついてきます。」みたいな(笑)
こばまゆ:そうなんですよね。概念で「痩せなくちゃ、痩せなくちゃ」って思いがちなんですけれども、そこからまず考え直していただくと良くて。
実は痩せるとか鍛えるというよりは、常にお腹を締めっぱなしでいる、というのがポイントになってくるんですね。
これは何かというと、インナーマッスルという言葉をみなさん聞いたことあるんじゃないかと思うんです。
お腹には着物の帯とか、コルセットのような、内臓を包んでいる筋肉が奥にあるんですけれども、「腹横筋」という名前がついていて、こちらの筋肉をいかにしっかり使えているかどうかというのが、お腹痩せと非常に関わってくるんですね。
脚痩せとか、冷えとか、腰痛とかいろんなことにも関係してきます。
なので今日のポイントは、「腹横筋の使い方」ですかね。みなさん誰もが持っているんです。「私、腹筋ないんです」って言いますけど、ないわけはないんですよね。
あるんですけれどお眠りになっている、眠り姫の状態なので眠りから目覚ましてあげると、途端にみなさん痩せ出すというか。
ナカタ:そんな魔法のような話すごいですね。お腹だけですよね?今おっしゃった腹横筋を一つ意識するだけで、まずはウエスト自体が-5cmとか-8cmとか。
お腹の中には大切な内臓が。便秘解消・腰痛改善・冷え性予防にも効果的!
こばまゆ:くびれができるというのもありますし、ポッコリもなくなりますし、あとはお腹って何があるかと言うと、大事な内臓があるじゃないですか?
ナカタ:はい。
こばまゆ:消化の問題、胃もたれするとか、便秘とか、女性だったら生理痛とか、お腹の悩みの解消にもいいですし、おへその周りってたくさん血液がありますし、神経も巡っているんです。
なのでお腹が温まって筋肉が使えると、筋肉ムキムキの人って T シャツ一枚で歩いているイメージがないですか?あまり冷え性のイメージがないですよね。
ナカタ:確かに。聞かないです。
こばまゆ:筋肉って温める力があるので、お腹の筋肉がそれだけしっかり使えてるということは、冷えがとれて温まっている状態。
お腹にある神経も巡りますから、気持ちもポジティブになったりとか、心も安定して強くなります。血液の巡りとか、老廃物を流すとか、あと便秘の解消、内臓の働きを良くするという、いろんな良い点があります。
プラス、後ろにある腰ですね。腰の辺りに負担がかかっていて、腰痛が起きやすいという方。
腰痛の予防・改善にも筋肉が使えているとすごく効果的ですし、そこと繋がると肩こりとかも楽になったり。首こり、肩こりは連動してたりしますので。
お腹一つ鍛えるだけで内臓の働きが活性化したり、便秘解消になったり、血巡りが良くなったり、気持ちもポジティブになったり。
腰痛改善、そして足。足を持ち上げるインナーマッスルなんですけど、そこともすごく関わりがありますので、しっかりお腹が使えていると、足のむくみとか、冷えとか、足が太りやすい下半身デブとか、そういったお悩みの解消にも効果的ですね。
太るのは身体の中心から。習慣的にインナーマッスルを動かしましょう!
ナカタ: なるほど。太るときって、身体の中央部分に肉がついてくるようなイメージですよね。お腹周りであったり、太ももの上の方とか、自分しか知らないけれど大変なことになっていたりとか。
こばまゆ:確かに手が太ることってないですもんね。
ナカタ:あんまりわからないですよね。
こばまゆ:手袋がはまらなくなっちゃったりとか。
ナカタ:そこまでは聞かないですけど、一番最初にお腹の下っ腹からついてきて、同時に太ももとかも大きくなってきて。
こばまゆ:お腹って、毎日鍛えないとすぐ緩んでくるんです。お腹の筋肉の回復力ってすごく早いと言われていて、他の筋肉は毎日やるよりも1日休ませて回復する時間を作ってあげた方がいいと言われたりするんですけど、お腹だけは毎日やってもオッケーなんですよ。
ナカタ:ではなるべく習慣化して、毎日やっていった方がいいという部位なんですね。
こばまゆ:そうなんです。腹筋運動っていうと、かがんで頭を膝に近づけるようなイメージを持たれる方も多いと思うんですけれども、インナーマッスルを鍛えたい場合にはあんまり必要ないんです。
あんまりムキムキせずに、くびれを作りたい、細くなりたいという方は、あえてわざわざ筋トレみたいなことをする必要はないんですね。
いかに普段の生活の中で、意識して習慣にしちゃうかだけです。これを聞いただけで、そのあとからみなさんウエスト-5cm 痩せをイメージしていただいていいんじゃないかと。
ナカタ:なるほど、そういうことですね。
こばまゆ:実際にお腹が太っているというのを気にされていた方で、ビフォーアフターの写真を撮って、計量した方がいるんですけど、8cmか9cm一気に細くなった方もいます。使い方というか、意識の仕方次第だけなんですよね。
インナーマッスルと腹横筋はどこにあるの?
ナカタ:なるほど。これからそれについて詳細を伺いたいと思うんですけれども、そもそも今前提でお話しいただいているインナーマッスルと腹横筋というのが、どこのどの辺りなのかというのをもうちょっとお話しいただければと思います。
こばまゆ:丁度お腹の出てくるところですね。おへその周辺の辺りです。後ろに触れていただくと、そこってあばら骨がないと思うんですよね。
ナカタ:はい、ないですねここは。
こばまゆ:なので腹横筋次第というか。
ナカタ:丁度お腹の支えがないエリア。
こばまゆ:そうです。なので腹横筋が使えていないと腰痛とか、広い範囲になってくるんですけれども、腹横筋をしっかり使ってお腹を引き上げ、持ち上げておくと言うんですかね。
ナカタ:ここが緩みっぱなしになっているから、たるんできちゃうと。
こばまゆ:そうです。
ナカタ:おへその下のところをぐるっと囲むような?
こばまゆ:そうです。おへその周辺というか。
ナカタ:周辺、なるほど。その腹横筋っていうのがいわゆるインナーマッスルと言われる筋肉の中のものなんですかね。
こばまゆ:一つになります。あと「腹斜筋」といってウエストの横にくびれとかを作っていく、捻る時の筋肉があったりするんですけれども、まずは腹横筋ですかね。色々複雑なことをやると大変ですけれど、腹横筋一点だけ意識するだけでまずはお腹のポッコリを。
ナカタ:なるほど、わかりました。そしたら具体的におすすめの腹横筋を意識できるような、ラジオで伝えられるようなものがあれば是非、教えていただければと思います。
ワンサイズ小さいジーパンを無理やり履くように!腹横筋を意識してみて
こばまゆ:イメージとして、ローライズといった腰で履くジーパンありますよね。そうではなく昔ながらのというか、一般的なズボン。ウエストまであるズボン。
こばまゆ:普通にウエストで履くズボンと言うんですかね。普通のジーパンとかズボンとかでいいんですけれども、固めの方がいい、やっぱりジーパンかな。ワンサイズ小さいジーパンを無理やり履く。
ナカタ:ちょっときついくらいの?
こばまゆ:太っちゃったっていう時でも良いんですけど、それを無理矢理履いた時って、チャックを閉める時のイメージを持ってほしいんですよ。
ナカタ:なるほど。ジャンプしながら履くくらいですね。
こばまゆ:チャックをぐーっと閉めて、ボタンを閉める時とかって、お腹すごいえぐって、引き上げてると思うんですよね。その状態で過ごすみたいなイメージですかね。
ナカタ:今それを聞いただけでも、力が入りましたね。
こばまゆ:呼吸法とか色々あるんですけども、イメージとしては一番わかりやすいのは、ズボン、実際履いてみたことがある方、無理やりチャックを引き上げるのがポイントなんですよね。それによってお腹も引き上がって。
ナカタ:それだけで意識が大分変わった気がしますね。これ例えばちょっとイメージしにくいという方がいれば、実際にそういうきつめのジーパンを履いてみるというのも有効なんですか?
こばまゆ:もちろんです。あとは動いてやってみるというんでしたら、例えばジャンプをなるべく上に高くするとか。そのジャンプしている時にお腹に触れてみていただくと、多分へこんでるんです。お腹がブヨンとしたまま上がらないと思うんですよね。
ナカタ:確かにそうですね。
こばまゆ:その時もすごく引き上がっている。その状態を陸でもする。あとはつま先立ちして、ぐっと上がった時とかも、バランスを取るためにお腹を引き上げてとかね。
ナカタ:イメージとしては、さっきのチャックでおっしゃっていただいたように、お腹を引き上げるようなイメージが。
こばまゆ:そうですね。へこませて引き上げるという感じですね。*下ということは*下っ腹ですので。
ナカタ:下っ腹ですよね。
こばまゆ:へこませて引き上げるということですかね。そうすると足の付け根とかもストレッチされますから、脚痩せとかその辺にも関わりが出てきます。
意識を継続するためにはイメージトレーニングで!
ナカタ:ちょっと意地悪な質問をしますけど、今聞いた段階だとお腹に力が引き上げるイメージで入ってくると思うんですけれども、仕事をしていたり何か作業に集中していると、どうしても緩みがちになってくると思うんです。
その際の忘れないポイントというか、何かあったりしますか?
こばまゆ:どれだけ頻度を高く、意識をよみがえらせるかだと思うんですよ。ここは本当にアンカリングと言うか、イメージだと思うんですけれど、自分の中で意識付けして「赤」を見たらお腹とかね(笑)
よく受験生で「必勝」とか色々貼ってあるじゃないですか?あれって自分のイメージトレーニングで、意識がそっちの方向に向かっていくんですよね。
こういう人になりたいというイメージを貼るみたいな感じで、ビジュアルでイメージしてもいいし、もしくは音楽で、この曲が流れたらお腹が出ていないかチェック。とかそういうふうに何か分かりやすい意識付け。
もしくは生活習慣で取り入れたいという方だったら、歯ブラシみたいに食後何分歯ブラシする時にお腹チェック、トイレへ立つ時にお腹チェックとか、そういうふうに入れちゃってもいいかもしれないですね。
ナカタ:自分で注意喚起できるようなものを、見えるところに置いておくという方法と、なるべく高い頻度で思い出せるように、何かアクションに関連付けて習慣化すると。
こばまゆ:そうです。お腹だけじゃなくていろんなことに関してもおすすめですね。
ナカタ:歯磨きの方法とてもいいなと思いました。
こばまゆ:歯磨きしなかったりしてね(笑)
ナカタ:そっちばかりに集中が行っちゃってね(笑) 毎日自分がすでに習慣にしてやっていることのタイミングで、お腹を同時に意識するというふうにすればいいなと思いますね。
「腹筋がない」わけじゃない。ただ使えていないだけ
こばまゆ:なのでお腹が出ていても、「腹筋がない」って、ない人はいないんですよね。腹筋が使えていないということと、お腹が出ていても筋肉をちゃんと締めればへこみます。イメージで言うと、タンスとかにも近いんですかね。
ナカタ:タンス?
こばまゆ:服をたっぷり収納するというイメージですかね。
ナカタ:なるほど。それが整理整頓できてなくて溢れちゃっているだけ。
こばまゆ:それをしっかりと収納してあげる。
ナカタ:なるほど素晴らしい例えですね。
こばまゆ:お腹を出しっぱなしが、服を脱ぎっぱなしみたいな感じで。
ナカタ:それは副因ですね。「痩せないといけない」という意識がどうしてもみなさんあると思うんですよね。出てくる場所って、他の場所はあまり気にならなくても、下っ腹だけ出ちゃうとか、コロナの影響で在宅が増えてそうなった方がかなり多いんじゃないかなと思いますね。
こばまゆ:これから寒くなって、冷えだけじゃなくて、巡りの悪さとかも出てくるので、お腹をしっかり意識するだけで自分から暖かく過ごせますし、姿勢も綺麗になると思いますので、見た目がより。もっと激しくやりたい方は・・・
ナカタ:ちょっと宣伝ですけれども、今ラジオで大分わかりやすく伝えていると思うんですけれども、実際にこばまゆさんにご指導いただくのが一番早いと思うので、これでわからなかった方は是非こばまゆさんのヨガサロンの方に入っていただいて。
こばまゆ:今体験レッスンも募集していますので。そのうちコロナが落ち着いてきたらオンラインじゃなくとは思っているんですけども。
意外とオンラインも人の目が気にならないということで、家でそのままつけてできると。楽というので、割と評判がいいです。
ナカタ:確かに。詳細についても直接こばまゆさんに伺ってみてもいいんじゃないでしょうか。
ということで本日はテーマが「痩せずにお腹ポッコリ解消。コロナ在宅ワークの下っ腹を撃退」ということでお話をいただきました。
とにかくインナーマッスルの腹横筋を意識しましょうという話ですね。ジーパンの例えとかがとてもわかりやすくて、僕もやってみようかなというふうに思いました。
こばまゆ:お腹の話は色々したいことがあるので、また機会があればお話しさせていただきます。
ナカタ:今回だけではなくてお腹周りの事はみなさん色々知りたいと思うので、お話ししていきましょう。
こばまゆ:またお会いしましょう。
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